野生下トキ 交通事故にあう

令和5年6月30日(金)、佐渡市両津地区の水田において、畦にうずくまるトキ1羽が地域住民によって発見されましたが、獣医師到着前に死亡が確認されたと環境省より発表がありました。この個体は、2023年生まれの幼鳥(C98)で、両足の骨折、腹部の擦過傷、および内臓出血がみとめられています。現場の状況とあわせてみると、この個体が道路で車両等に衝突した可能性があるとのことです。なお、鳥インフルエンザ簡易検査は陰性でした。