野生下トキ 今季最初の営巣確認

佐渡市において今季最初の営巣が確認されたと環境省より発表がされました。営巣が確認されたのは1ペアで、No.385(5歳オス)とNo.285(8歳メス)です。スダジイの樹上に枝運びや草運びが観察されており、巣材がある程度積み重なったことから「営巣開始」と判断されています。

現在佐渡には、放鳥トキが163羽、野生のトキは382羽ほど生息しているとみられ、そのうち繁殖可能である2歳以上の年齢の個体は300羽程度(足環のない個体をのぞく)いると見られています。なお、現時点において125組程度のトキがペアで行動する様子が観察されており、順次営巣がおこなわれていくだろうとのことです。

春本番ですね。

巣材を運び込むNo.385とNo258
2羽で巣を整えるNo.285とNo.385