繁殖活動の初観察日は?
2月頃から賑やかな鳴き声が聞こえ始めるトキたち。繁殖期になってきた証です。例年、2月には巣の材料の枝をくわえて飛ぶトキの姿が見られるようになり、3月には巣が完成し始めます。
トキの繁殖活動の初観察日について、これまでの3年間を振り返ってみましょう。
初観察日
年 | 営巣 | 抱卵 | ヒナ誕生 | 足環装着 | 巣立ち | 繁殖活動終了 |
2019 | 3/7 | 3/20 | 4/23 | 5/14 | 5/29 | 7/16 |
2020 | 3/9 | 3/25 | 4/24 | 5/13 | 5/25 | 7/3 |
2021 | 3/15 | 3/24 | 4/26 | 5/11 | 5/28 | 6/28 |
2022 | 3/17 |
初めて営巣が確認された日にちは今年が一番遅かったですね。でも、こうして眺めてみると例年「初抱卵」や「初ヒナ誕生」の日にちは、ほぼ同じになっています。今後の繁殖活動もだいたい予想がつきそうです。
次の「初抱卵確認」は3月25日、「初ヒナ誕生」は4月25日と予想しましたが、さあ当たるでしょうか。