GIAHS認定10周年記念フォーラムin佐渡
世界農業遺産(GIAHS)は、伝統的農法、関連する文化、風習、景観と生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域を次世代に継承するため、国連食糧農業機関(FAO)が創設した制度です。豊かな里地里山を擁す佐渡は、国内の野生トキが最後まで生息した地でした。2008年のトキ野生復帰にあわせて、トキの餌となる多様な生きものを、米づくりを通して育む「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を開始、ブランド米「朱鷺と暮らす郷」の生産が始まりました。認定10周年を祝した本フォーラムでは、佐渡で展開されてきた生物多様性・循環型農業の成果と課題を基に、この10年間で日本の農業が歩んできた過程と次世代へ継承すべき持続可能な日本型農業遺産システムとは何かについて議論されます。
現地参加・オンライン参加併用開催。
詳しくは、佐渡市HPにて。https://www.city.sado.niigata.jp/site/giahs/30635.html