玉堂窯元の無名異焼ビールコップ
今回のトキファン会員プレゼントは、「佐渡島(さど)の金山」世界文化遺産の国内推薦を祈願して、佐渡金山と深いかかわりがある焼き物「無名異焼(むみょういやき)」のビールコップを5名様にプレゼントします。ビールはもちろん、焼酎、アイスコーヒー、日本茶などを入れても美味しく飲めます。
- 世界遺産登録への願い
佐渡といえば、トキと金山。江戸幕府の財政を支えたと言われる佐渡金山ですが、世界遺産登録を目指しながら、4度の推薦候補見送りと、未だその願いは叶っていません。しかし、8月11日に文化審議会世界文化遺産部会が開催され、今年こそ暫定リストから国内推薦候補に入るのではと、佐渡では期待が高まっています。年内には結果が出るようですが、認められれば2月1日までにユネスコに推薦書が提出され、世界遺産登録への道をまた一歩踏み出すことになります。
佐渡金銀山を世界遺産に https://www.sado-goldmine.jp/
- 佐渡金山と無名異焼
無名異焼は無名異土(酸化鉄を多量に含んだ赤土)を原料とする焼物で、1819年に伊藤甚平が佐渡金山の坑内から産出する無名異土を用いて製造したことに始まると言われています。明治時代になって、高温で焼くことで硬く締まった現在の無名異焼が完成しました。特殊な製造工程を経て焼きあがった無名異焼は、たたくと澄んだ金属音を発する特徴をもっています。無名異土は佐渡の金山周辺でしか産出されません。無名異焼は、相川の金銀鉱脈の地質が生んだ焼き物ということができます。
佐渡市指定 無形文化財:無名異焼
https://www.city.sado.niigata.jp/site/bunkazai/5119.html
- 玉堂窯元
無名異焼の窯元は商標登録しているところだけでも10軒余りありますが、今回はその中から玉堂窯元(ぎょくどうかまもと)さんをご紹介します。陶芸家の細野利夫さんはお父様の跡を継ぎ、2代目窯元として日々無名異焼の作品づくりに打ち込んでいます。その作品は無名異焼本来の朱色の器に加え、登り窯で焼くことで、炎が唯一無二の模様を生み出す「窯変(ようへん)」と呼ばれるものや、佐渡の石や植物の灰などを調合した釉薬(うわぐすり)を用いて様々な色合いを出したものなど、変化にとんだ作品が揃っています。
作品をつくる工房とは別に、佐渡金山に向かう県道に面したところにお店があり、作品の展示販売だけでなく陶芸体験も受け入れています。(陶芸体験は要予約)
玉堂窯元 https://www.gyokudou.com/
では、プレゼントの紹介です。ビールコップは3色あります。応募の際には希望する色の番号を記載してください。
容 量:約250ml
サイズ:口径約7.5cm 高さ約10.5cm
形 態:化粧箱
※全てが手作りの為、色や形、サイズが多少異なりますがご容赦下さい。
左から
1.ビールコップ(窯変)
炎の洗礼を受け表面の模様が全て異なります。世界に一つだけの景色をお楽しみください。
2.ビールコップ(グリーン)
佐渡に多い椿の灰を調合した釉薬が生み出した神秘的なグリーンです。
3.ビールコップ(ブルー)
地元の岩石やわらの灰などを調合した釉薬で佐渡の海のブルーをイメージしました。
プレゼント応募について
会員プレゼントの応募資格は佐渡トキファンクラブ会員であることです。
未登録の方はこちらから。
会員プレゼントは、専用フォームでご応募ください。
応募専用フォーム :必要事項を記入して下さい。
- 応募はひとり1回です。複数応募の場合、2回目以降は無効となります。
- 専用フォームで応募できない方は、FAXでも受け付けております。「トキファンプレゼント希望」とし、名前・住所・日中に連絡が取れる電話番号・希望するカップの番号・トキファンクラブへのコメントをお書き添えください。FAX 0259-22-2658(24時間受付)
- 当選は発送をもってかえさせていただきます。(9月上旬発送予定)
応募締め切り:2021年8月31日(火)まで