放鳥トキの死体を確認(No.206)

 令和2年2月14日(金)、佐渡市内で放鳥トキ1羽の死体が確認されました。この個体は、平成27年6月5日に佐渡市で放鳥(第12回)されたNo.206(2012年生まれ)です。放鳥トキの死体が確認されたのは、今回で29例目です。(環境省)

 

1.死亡した個体

N.206(平成24年(2012年)長岡市トキ分散飼育センター生まれ、8歳オス、第12回放鳥)

 

2.死亡個体の確認場所・確認状況

(1)確認場所

新潟県佐渡市畑野地区(道路(歩道)上)

(2)確認状況

 2月14日(金)午後5時45分頃、地域住民が道路(歩道)上でトキの死体の一部(左脚のみ)を発見し、佐渡自然保護官事務所に通報した。午後6時25分頃、環境省職員が現地に向かい、トキの死体の一部(左脚のみ)を回収した。回収した個体の足環からNo.206であると判明した。
 なお、回収された部位が限られているため、直接の死亡原因及び死亡時期の特定は困難である。同個体については、1月30日に真野地区で生存が確認されていた。

 

→ 放鳥トキのこれまでの死体確認例については、こちらから(放鳥トキ情報)