放鳥トキの死体を確認(No.369)

令和元年9月27日(金)、新潟県佐渡市内において、放鳥トキ1羽の死体が確認されました。この個体は、令和元年6月7日に新潟県佐渡市で放鳥(第20回)されたNo.369(2018年生まれ)です。放鳥トキの死体が確認されたのは、今回で25例目です。(環境省)

1.死亡した個体
No.369(2018年)出雲市トキ分散飼育センター生まれ、1歳メス、第20回放鳥)

2.死亡個体の確認場所・確認状況など
(1)確認場所 新潟県佐渡市新穂地区(農道)

(2)確認状況
9月27日(金)午後3時10分頃、地域住民が農道でトキの死体を発見し、佐渡市役所に通報を行った。午後3時20分頃、同市役所から連絡を受けた環境省職員が現地に向かい、トキの死体を回収した。回収した個体の足環からNo.369であると判明した。当該個体は総称が著しく、死亡してから数週間程度経過したとみられることから、直接の死亡原因の特定は困難である。なお、同個体については、9月9日に新穂地区で生存が確認されていた。