野生トキの営巣状況(7/4)

7月14日(金)時点での野生下のトキの営巣状況等について、お知らせします。
本日までに30組で巣立ちを確認し、営巣が確認されているペアは残り1組(育雛中)となりました。

2012年~2017年の繁殖結果・繁殖状況

 営巣  ふ化巣立ち
 形成ペア数ヒナをふ化させた
ペア数
ふ化したヒナの
ペア数 
巣立ちさせた
ペア数
巣立ちした羽数 
2012年188
2013年2414
2014年3514361131
2015年38122116
2016年5325531940
2017年65※13692※2 30 74

※1現時点までに形成されたペア65組のうち
・巣立ちさせたペア30組
・営巣中のペア1組(1組が育雛)
・営巣・抱卵・育雛を中止したペア34組

※2 ふ化したヒナの羽数92羽のうち
・生存を確認しているヒナの羽数77羽(巣立ちした羽数も含む)
・死亡又は行方不明を確認しているヒナの羽数15羽

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。