野生下のトキの営巣状況(5/26)
環境省からの発表で、5月26日時点での野生下のトキの営巣状況等について、お知らせします。本日までに5組で巣立ちを確認し、営巣が確認されているペアは、全体で37組、そのうち28組で育雛、8組で抱卵が確認されています。

巣立ちしたヒナ1羽(No.B11)および滞巣するヒナ1羽(No.B10)(No.A19、No.220ペア)
【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。