野生復帰ステーション新ケージ完成

平成26年11月7日(金)、環境省からの発表で、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション敷地内に竣工した新ケージへ、トキ17羽を移動しました。

1 移動した個体
 2013年生まれ 4羽 (オス4羽)
 2014年生まれ 13羽 (オス8羽、メス5羽) 計17羽

2 野生復帰ステーション敷地内 新ケージについて

新ケージ外観
新ケージ内部
ケージ内の池にドジョウを入れるようす

(1)目的
  佐渡トキ保護センター及び分散飼育地で繁殖したトキの個体について、放鳥の順化訓練を行うまでの一定期間、より安全かつ健康な状態で飼育を行うため、順化ケージのある同センター野生復帰ステーション内に飼育ケージを新設

(2)位置
  新潟県佐渡市新穂正明寺1277番地(佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション内)

(3)工事期間
  設計:平成25年6月~平成25年10月
  工事:平成25年12月~平成26年10月

(4)規模・仕様等
  建築面積 621.22㎡、高さ 9.0m(最大20数羽程度の飼育が可能)
  鉄骨造・金網張・八角錐構造
  天敵対策及び鳥インフルエンザ対策については、同ステーションの既存ケージと同等の対策を実施

※この施設は一般の方の見学は出来ません。