野生下生まれのトキのペアからヒナ誕生

■ 2014年5月中の放鳥トキの動き

・5月6日に足環なし個体(12年野外生まれの2歳オス)とNo.127のペアにおいて、ヒナが誕生しているのを確認しました。野外生まれの個体からヒナが誕生したのは、今回が初めてとなります。
・5月9日にNo.33(第2回放鳥の6歳オス)とNo.38 (第3回放鳥の7歳メス)ペアのヒナ3羽に足環(A08~10)を装着しました。
・5月13日にNo.86(第5回放鳥の5歳オス)とNo.134 (第7回放鳥の3歳メス)ペアのヒナが巣立ちしているのを確認しました。今期最初の巣立ちとなりました。
・5月29日にNo.81(第5回放鳥の7歳オス)とNO.66(第4回放鳥の5歳メス)ペアのヒナ4羽がすべて巣立ちしたのを確認しました。

■ 2014年5月中の放鳥トキの生息内訳(5月31日時点)

 オスメス2012年生まれ若鳥(2013年生まれ)
新穂・両津・金井地区28羽 22羽 3羽 2羽 
真野・畑野・佐和田地区6羽 7羽 3羽 1羽 
羽茂地区8羽 4羽 1羽 1羽 
本州(石川県) 1羽   
居場所不明1羽 3羽   
 43羽 37羽 7羽 4羽 

No.140が行方不明(半年以上未確認)となりました。
今年生まれのヒナ・幼鳥については上記に含めていません。

■ 繁殖状況(5月31日時点)
巣立ちさせたペア 4組
営巣中 10組(うち育雛中8組、抱卵中1組、未抱卵営巣中1組)

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