野生下トキの営巣状況(4月4日発表)
平成26年4月4日発表の営巣状況です。営巣が確認されているペアは13組、そのうち12組で抱卵が確認されています。
1 抱卵を中止したペア
(1)個体番号: |
No.144(2011年生まれ、オス) 及び No.149(2012年生まれ、メス) |
(2)確認日: | 平成26年4月4日(金) |
(3)場 所: | 新潟県佐渡市 |
(4)経 過: |
このペアは、3月10日に野生下のトキの今期最初の営巣として確認され、3月28日に抱卵開始を確認したペアである。 |
【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。