放鳥トキ12月の様子

■ 12月中の放鳥トキの動き

・No.102をはじめ、個体ごとに着色の範囲・濃淡の差はあるものの、12月31日までに25羽程度のトキについて首のあたりから背中にかけて着色が開始されたことが確認されました。
・複数の個体間で嘴交差や相互羽づくろいなどの行動が確認されました。

・6月26日以降若鳥8羽の同時確認ができなかったことから、1羽を行方不明扱いとしました。

・9月末に放鳥された第9回放鳥個体17羽のうち14羽の生存が確認されています。No.94、155、166の3羽は2ヶ月以上未確認の状態です。

■ 12月中の放鳥トキの生息内訳(12月31日時点)

 オスメス若鳥(2012年生まれ)幼鳥(2013年生まれ)
新穂・両津・金井地区31羽 28羽 5羽 2羽 
真野・畑野・佐和田地区5羽 6羽 1羽 1羽 
羽茂地区8羽 2羽 1羽 1羽 
本州(富山県) 1羽   
居場所不明1羽 4羽   
 45羽 41羽 7羽 4羽 

No.132が死亡扱い(1年以上未確認)、若鳥1羽(6ヶ月以上未確認)が行方不明扱いとなりました。
※09/12/01の野生復帰専門家会合において、1年以上未確認の場合は「死亡」、半年以上1年未満未確認の場合は「行方不明」と定義されました。

野生下トキ
新穂地区にて木にとまり休息するNo.110および148
野生下トキ
両津地区にて水田で探餌するNo.160を含む2羽
野生下トキ
新穂地区にて飛翔するNo.08
野生下トキ
両津地区にて水田で探餌するNo.87

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