第9回放鳥に向けたトキの訓練開始

平成25年6月25日、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて、第9回放鳥(平成25年9月下旬頃)に向けて、飛翔・採餌等の能力を身につけるための訓練が開始されました。

訓練開始個体

 オ スメ ス 
2009年生まれ(4才) 4羽  
2010年生まれ(3才) 4羽  
2011年生まれ(2才)3羽 6羽  
小 計 3羽 14羽 合 計 17羽

※今回は、野生下におけるトキの雌雄バランスの均衡を図るため、メスの放鳥数を多くしており、また、放鳥個体の遺伝的多様性を確保するため、中国から2007年に供与されたオスの華陽(ホアヤン)の子孫(孫)にあたる個体が2羽(293Y及び311Y)、メスの溢水(イーシュイ)の子孫(孫)にあたる個体が1羽(334AG)が含まれています。このほか、過去の順化訓練中にケージに衝突したこと等によってケージ内で負傷し、保護収容された5個体(放鳥個体番号№65、№94、№127、№133、№166)が含まれます。

足環装着作業
順化ケージへのトキの移送
順化ケージ内に放されたトキ
順化ケージ内のトキ