放鳥トキの営巣状況(4月19日発表)
平成25年4月19日、環境省発表の営巣・抱卵状況です。本日現在、営巣が確認されているトキは13組、そのうち1組で育雛、12組で抱卵が確認されています。
1.抱卵を確認したペア
No.50(2007年生まれ、オス)及びNo.21(2006年生まれ、メス)
確認日 | 平成25年4月18日(木) |
場 所 | 新潟県佐渡市 |
経 過 |
このペアは、4月4日に抱卵を中止した後、4月15日に再営巣を確認していたペアで、4月18日10時00分にモニタリングチーム(請負事業者職員)が確認したところ、オスが巣に座り込んでいる様子が確認された。その後10時08分にはメスが抱卵を交代する様子も確認された。 |
2.営巣を確認したペア
No.92(2009年生まれ、オス)及びNo.18(2005年生まれ、メス)
確認日 | 平成25年4月16日(火) |
場 所 | 新潟県佐渡市 |
経 過 |
このペアは、3月27日に抱卵を確認し、4月4日に巣を放棄していることが確認されていた。 |

No.91(2009年生まれ、オス)及びNo.54(2009年生まれ、メス)
確認日 | 平成25年4月17日(水) |
場 所 | 新潟県佐渡市 |
経 過 |
このペアは、3月15日に営巣し、3月21日に抱卵を確認していたペアで、4月2日に抱卵の中止を確認していた。 |
【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。