トキふれあいプラザで飼育中のトキ1羽収容
平成25年2月4日(月)佐渡市からの発表で、1月17日からふれあいプラザで飼育しているトキ1羽が、2月2日に飼育ケージ内でトキ同士の衝突により落下したため収容し、経過を観察しています。
以下、佐渡市からの発表です。
1.収容した個体
2010年生まれ(3歳)メス 個体番号 No.241
2.経過
2月2日15時頃、観察通路天窓付近の止まり木に止まっていたトキが体験学習棟入口付近の人に驚いて飛翔、空中で他の個体と衝突、落下したため佐渡トキ保護センターに協力を要請、保護・治療した後佐渡トキ保護センターに収容しました。
頭部裂傷の縫合、抗生物質等の投与(注射)した後、箱の中に収容し安静を図りました。なお、トキは箱の中でも起立しており、羽根の外傷もありませんでした。
2月3日からはトキをトキふれあいプラザ(退避ケージ)に移動し、引き続き経過観察しています。
1月17日以降、環境省、トキ保護センター等関係者の入館による人馴れをしてきました。2月2日は30人程度の見学を受け入れ、グループ分けして見学をしていましたが、体験学習棟入口付近の人に驚いて飛翔したもので、このような事案の再発を防止するため、飼育ケージのネットに葦簀(よしず)を追加設置することとしています。