新たに野生化のトキのヒナ2羽が確認されました。

平成24年4月24日(火)環境省からの発表で、新潟県佐渡市で4月22日(日)にヒナがふ化していることが確認された放鳥トキの巣に、少なくとも3羽のヒナがいることが確認されました。

3羽のヒナを確認(赤丸)
親鳥から給餌を受けるヒナ2羽

確認の経過:
3月17日(土)に産卵したと見られる野生下のトキのペアの卵からヒナが誕生したことを、4月22日(日)に撮影されたビデオカメラの映像により、環境省佐渡自然保護官事務所職員が確認した。同日の映像で確認できたヒナは1羽であった。4月23日(月)は、22日(日)と同様に、巣から約40m離れた地上にビデオカメラをモニタリングチーム(環境省職員)が設置した。設置時間は、午前5時30分から18時20分。ビデオカメラを回収した後、映像を再生確認し、8時59分時点の映像で、少なくとも巣に3羽のヒナがいることが確認された。確認されたペア:(2009年生まれ、オス)及び(2010年生まれ、メス)

今後の観察の方法:4月24日(火)についても同様に地上にカメラを設置し、夕刻に回収する方法で観察を行う予定。25日(水)以降の観察の方法については、24日(火)のトキの状況を見て判断する。

巣から離れた場所に設置されている、カメラ