佐渡トキ保護センターで今年初めてトキがふ化しました。(飼育下)

平成24年4月16日(月)新潟県からの発表で、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション繁殖ケージにおいて今年初めてのトキの雛がふ化しました。以下、新潟県からの発表です。

1 4月16日(月)午前5時34分、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーション
繁殖ケージにおいて、1ペアが抱卵中の卵4個のうち1個からヒナがふ化(自然ふ化)しましたのでお知らせします。

(今年初めてふ化したトキの雛)

2 今春は分散飼育地を含め29組の繁殖ペアから、4月16日8時現在で105個の産卵がありました。産卵は今後も続きますので、抱卵中の卵なども含め、引き続き注意深く経過を見守っていくこととします。

◇これまでの産卵の内訳

ふ化1羽
親鳥が巣内で放卵中52個
フ卵器で保温中27個
無精卵10個
発育中止卵1個
破卵14個

◇トキの飼育数

佐渡トキ保護センター

138羽
(内30羽は野生復帰ステーション)

多摩動物公園9羽
いしかわ動物園8羽
出雲市トキ分散飼育センター4羽
長岡市トキ分散飼育センター4羽