佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで訓練中のトキ1羽の死亡が確認されました。
平成24年3月10日(土)新潟県からの発表で、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで飼育中のトキ1羽の死亡が確認されました。
この結果、佐渡トキ保護センター及び野生復帰ステーションにおける飼育羽数は、137羽となりました。順化ケージで訓練中のトキは13羽になります。
以下、新潟県からの発表資料です。
・死亡個体 放鳥訓練対象個体 メス1歳(2011年生まれ)
・発見年月日 平成24年3月10日(土)午前9時36分頃
・死亡場所 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション順化ケージ
・発見時の状況
当該個体は3月7日野生復帰ステーション順化ケージでの訓練開始時にネットに衝突し、落下したため収容して、経過観察を行っていました。その結果健康状態に問題がなさそうなことから、本日、8時15分順化ケージに放鳥したところ再びネットに衝突し、落下したため直ちに収容し、経過を観察していたが、9時36分頃死亡が確認されました。
鳥インフルエンザの簡易検査は陰性です。死亡原因の詳細については、病性鑑定を県中央家畜保健衛生所に依頼し、その結果をみて判断します。(新潟県)