【会員プレゼント】佐渡市認証米「朱鷺と暮らす郷」4㎏(2㎏×2袋)10名様(終了)

今回のトキファン会員プレゼントは、トキとの共生を考えて栽培されている「朱鷺と暮らす郷」のお米、4㎏です。2袋ずつに小分けされているので、少食のご家庭でも鮮度が保たれ、親しい方と分けあうこともできます。

 

「朱鷺と暮らす郷」は農薬や化学肥料を5割以上削減(当地区慣行栽培比)し、なおかつ佐渡市基準の「生きものを育む農法」により生産されたコシヒカリ100%のお米です。
生きものを育む農法:http://toki-sado.jp/fanclub/?p=32
「朱鷺と暮らす郷」をもっと知るには:http://www.toki-mai.jp/about

「朱鷺と暮らす郷」認証米の販売がスタートしたのは、トキの放鳥が始まった2008年の秋でした。それから12年目の秋。野生のトキは約450羽になり、田んぼで見かけることもあまり珍しくなくなりました。トキの餌場として大きな役割を担っている認証米の田んぼ。その取り組みについて改めて考えてみたいと思い、3人の方々にお聞きしました。

  • 1人目は渡辺竜五市長です。



    「この認証米制度は市長が農林水産課(当時)の係長だった時に作った制度ですね。生きものを育む農法という考え方も素晴らしいですが、『朱鷺と暮らす郷づくり推進協議会』という組織を作って取り組んだことも素晴らしいと思います。制度立ち上げの時に苦労したことは何ですか?」

     トキの野生復帰はトキを保護する取り組みではなく、佐渡全体の人の暮らしとトキが共生する取り組みということに気付いたのが、協議会を設立した理由です。
     農家をはじめ、多くの人が協議会に参加することにより、なぜトキが失われたのか、なぜトキの再生が必要なのか、なぜ共生という仕組みがトキを野生に返すために必要なのかなど、トキや生物多様性に関して何も分からない時に、この協議会において、トキの野生復帰にはトキの保護だけでなく、佐渡市全体の環境再生が必要であり、そのためにも多様な人や多様な産業の参画が必要であることを理解し周知できたことで、佐渡島内のみならず当時の日本全体の環境再生の一つのモデルとなり得たのではないでしょうか。

    「これからの展望を教えてください」

     トキと共生する生物多様性の取り組みが世界農業遺産認定にもつながり、里山の保全、農業、農村の持続可能性、農村文化の継承など様々な取り組みに発展をみせています。
    持続可能な開発目標でもあるSDGsの取組とトキが共生する佐渡の里山など自然再生型循環社会の実現に向けた取組を進めることにより、トキが舞い、美しい自然と豊かな文化、そして美味しい食がある佐渡島に多くの方からお越しいただき、観光のみならず定住までつながるような仕組みづくりを目指していきたいと考えています。


    朱鷺が舞う田んぼ

  • 次はJA佐渡営農事業部の渡部学部長。朱鷺と暮らす郷づくり推進協議会の会長です。

    「認証米の安心安全と美味しさを伝えてください」

     認証米は、化学肥料と農薬の使用を5割以上削減した減農薬減化学肥料栽培で生産されていることと、毎年2回の生きもの調査を実施することが必須ですので、生産者は常に生きものにやさしい米づくりを意識しています。更に、使用する農薬についても、欧米では使用が控えられている神経毒性の強い農薬(ネオニコチノイド系農薬)を使わないことや、畦畔除草剤についても使用しないこととしています。
     認証米に取組むにあたっては、こうした栽培条件に加えて、販売条件も設定されています。その条件とは、認証米は必ず農産物検査で1等以上に格付けされることと成分分析結果でタンパク値」が6.2以下であることの2点です。これは、一般的に2等以下になると見た目も製品率もよくないということと、タンパク値が基準以上に高いと食味が落ちる事から、使用する米穀店や消費者に喜んでいただけるお米をお届けするために作った条件です。以上の点から、認証米は、佐渡米の中でも特に安心・安全と美味しさを追求したお米であると、大勢の方から指示されています。


    田んぼの生きもの調査

  • 最後に農家さんの声を聞きました。認証米の立ち上げにも参画し、将来の佐渡の農業を考える齋藤真一郎さんです。

    「12年間認証米をやっていて思うことは?」

     先輩農家さんとトキが舞う田んぼを目指し20年、そして佐渡全島に広がった認証米、改めて島は運命共同体だと思います。個性が弱いとも言えますがそれよりも、共に生きるという意識やまとまりが今のトキの野生復帰につながりました。このお米作りを通し、農業を経済行為としてとらえるだけではなく、命や環境の創造、人々の交流の場として、地域づくり、さらには持続可能な生活を営む上での基礎産業だと。
     認証米は、お米だけを作る制度ではなく、生きものや地域の風景、そして愛郷心を養うものですが、慣行栽培以上に手間と愛情が掛かりますので、農家の志と消費者のみなさんからの応援がないと持続できないSDGs米(佐渡ヶ島米)です。
     ※SDGs(持続可能な開発目標)とSaDoGashima(佐渡ヶ島)の語呂合わせ

    「これからの課題や展望は?」

     やっぱり農家の高齢化と後継者不足でしょう。認証米が始まって右肩上がりの伸びから減少に転じました。認証米はトキを育むと共に餌となる小さな命も育み、農家の生きものへのまなざしをも育んできましたが、農家自体を育むまでには至っていないと思います。

     トキがこれから増えていくには、餌の確保が一番の課題です。それには田んぼが人の手によって維持されることが必要です。このままでは米が経済価値の低下と共に離農の拡大、あるいは低コスト化を図るため農薬、化学肥料に頼った米作りに逆戻りして行くかもしれません。10年経った今、グローバル経済の影響が大きくなる中、「なぜトキは亡んだのか」、「トキとの共生とは」、「トキが棲む佐渡が目指す農業の方向性は」を今一度確認しなければなりません。トキを守ってきた歴史、思いを先人から学び、繋いで発信していくことも重要です。
     認証米は手間がかかる割には経済の見返りがないことも一つの減少要因です。これからも米価は上がる見込みはないでしょう。この10年間は環境が良くなれば経済も良くなる環境経済を目指してやってきましたが、その成果は上がっていません。高く売ろうとすればするほど徒労感が残りました。これからは高く売ろうではなく、多くの人たちから佐渡を応援してもらう取り組みが大事になると思います。佐渡の米作りは環境を壊すのではなく、生きものの命を育み、地域の風景を作り、訪れる方々に癒しや安心を与え、さらに地球環境を良くし、そして美味しい!食べた方の心を満たすエシカルなお米で消費者は佐渡を応援し、農家はやる気が満たされる「エシカル経済」。日本の中の日本人のお米、「ニッポニアニッポン米プロジェクト」!!ワクワクしませんか? 


    除草作業

どうもありがとうございました。それぞれの方のお話を聞き、トキの野生復帰は環境だけにとどまらず、農業や食、農村の風景や人の暮らしにも関わるものであることを再認識しました。そして、この取り組みをさらに進化させ、持続させていかなければと思います。

 

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JA佐渡のネット販売:https://sado-sanchoku.net/

 

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