第22回放鳥に向けたトキの訓練開始

令和2年6月上旬頃に実施する第 22 回放鳥に向けて、本日トキ18羽を佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージに移動し、飛翔、採餌等の能力を身につ ける順化訓練を開始しました。(環境省)

1.訓練を開始した個体

 <訓練候補個体の年齢と性別>
2017年生まれ(3歳) オス1羽  メス0羽
2018年生まれ(2歳) オス4羽  メス0羽
2019年生まれ(1歳) オス6羽  メス7羽
  小計      オス11羽  メス7羽 (合計18羽)

  • 第 17 回トキ野生復帰検討会で承認された放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多 様性の確保等を考慮して、放鳥候補個体を選定しています。
  • 中国から 2007 年に供与されたホアヤン及びイーシュイの系統又はホワヤン若しくはイ ーシュイのいずれか一方の系統にあたる個体は、13 羽(665AW, 697BC, 701AL, 705AL,742CA, 746BX, 718BE, 724BE, 735BS, 736BS, 743BS, 748BS, 750BT)です。
  • 環境省では、環境保全と風力発電の導入促進の両立を目的として地方公共団体を主体と した風力発電に係るゾーニング実証事業を実施しており、当該事業を受託した新潟県は 洋上風力発電を対象としたゾーニングマップの作成に取り組んでいます。一方で、佐渡 島から本州へ飛来するトキが確認されていますが、洋上での行動はほとんど把握できていません。このため、第 17 回トキ野生復帰検討会において承認いただき、訓練個体のうち、10 個体(オス)に GPS 発信器を装着しました。放鳥後に飛行経路、飛行高度等のデ ータを取得し、整理・解析した上で、ゾーニングマップに活用していただく予定です。

 

2.本日の作業概要

8:36 訓練個体の計測作業及び個体識別のための足環装着・羽根着色作業を開始
10:51 順化ケージ内へリリース

個体識別のためにアニマルマーカーで色づけ

 

GPS装着個体

 

頭部の撮影

 

 

順化ケージに放鳥