野生下のトキの今期最初の営巣確認

新潟県佐渡市において、野生下のトキのペア1組が営巣を開始しました。今年最初のトキの営巣確認となります。(環境省)

 

1.営巣を確認したペアについて

(1)個体番号 No.23(2008 年生まれ、12 歳オス)   及び  No.314(2016 年生まれ、4歳メス)

(2)確認日  令和2年3月9日(月)

(3)場所   新潟県佐渡市(金井地区)  

(4)経過

 このペアは、2月頃から一緒に探餌する姿が観察されていたため、注意して観察を継続していました。本日6時20分頃、モニタリングチーム(調査請負事業者職員)が観察したところ、 スギの樹上において2羽で巣を整える様子を確認し、巣材がある程度積み重なって いたことから、営巣を開始したものと判断しました。営巣場所は、スギ林で、巣は地上から十数メートル程度の高さに造られています。

 

2.その他の個体の状況

 現在、佐渡島内においては、放鳥トキが 166 羽、野生生まれのトキが 234 羽程度生息しているとみられ、そのうち、繁殖可能な年齢(2歳以上)の個体は、255 羽程度(足環のない個体を除く)となっています。現時点においては、85組程度のトキが、特定のエリアを中心にペアで行動する様子を 観察しており、今後順次、営巣が確認できるものと見込まれます。

 

3.2012年~2019年の野生下の繁殖結果および2020年の繁殖状況