放鳥トキの死体を確認(No.352)

令和2年2月23日(日)、佐渡市内で放鳥トキの死体が確認されました。この個体は、平成30年10月15日に佐渡市で放鳥(第19回)されたNo.352(2017年生まれ)です。放鳥トキの死体が確認されたのは、今回で30例目です。(環境省)

 

1.死亡した個体

No.352(平成29年(2017年)いしかわ動物園生まれ、3歳オス、第19回放鳥)

 

2.死亡個体の確認場所・確認状況

(1)確認場所

新潟県佐渡市両津地区(水田と雑木林に隣接した畦)

 

(2)確認状況

 2月23日(日)午後4時20分頃、地域住民が水田と雑木林に隣接した畦で散乱したトキの羽を発見し、佐渡自然保護官事務所に通報した。午後5時00分頃、環境省職員が現地に向かい、トキの羽、識別リングを回収した。また、2月24日(月)に再度現地確認したところ、骨の一部等を回収した。回収した足環からNo.352であると判明した。
 なお、回収物が限られているため、直接の死亡原因及び死亡時期の特定は困難である。同個体については、令和元年11月13日に両津地区で生存が確認されていた。

 

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