野生下のトキの羽色変化の確認について

新潟県佐渡市において、野生下のトキ3羽について繁殖期に入るとみられる羽色変化が確認されました。(環境省)

1.羽色変化の状況

 新潟県佐渡市において、野生下のトキ3羽について、繁殖期に入るとみられる羽色変化を確認しました。早い個体で12月中旬頃から首元に色がつき始め、首回りから背中にかけて灰色に変化しており、今後さらに色の濃さが増していきます。他の個体も2月頃にかけて羽色が変化していきます。

 

 生殖羽となったNo.95

 

※トキの羽色変化

 トキは、繁殖期に入ると首のあたりからはがれ落ちる黒い物質を水浴びの後にこすりつけ、頭から背中にかけて羽を灰色に着色させます。このような羽色変化は、トキ特有の行動です。灰色になった羽は「生殖羽」と呼ばれ、トキが繁殖可能な状態であることを示すとともに、巣で卵を抱く際の保護色の役目を果たすとも考えられています。