【会員プレゼント】 てから工房 珈琲ドリッパー(真竹製) 3名様 (終了)

 今回のトキファン会員限定プレゼントは、佐渡で竹細工を営む若手工芸家「てから工房」大野彩名さんの珈琲ドリッパーです。

「佐渡の里山と暮らす」  竹工芸「てから工房」  大野 彩名 さん

 2011年、「トキと共生する佐渡の里山」として、“佐渡はトキをシンボルとした豊かな生態系を維持する里山や農業を営み、そして多様な農村文化を継承している”と、先進国として初めて「世界農業遺産(GIAHS)」に認定されました。佐渡はトキが注目されやすいのですが、豊かな里山が作りだしてきたものがいろいろとあります。そのひとつが「竹細工」です。明治半ば、2,140人はいたという竹細工の作り手は、今や手軽なプラスチック製品に押されて20人程になっています。その中で、竹に魅せられて佐渡に渡って竹を学び、そのまま移住して活動する若手の竹工芸家がいます。

 

佐渡の真竹。竹林管理が行き届かない今、良質の竹をとることは困難となってきている。

 

■ 多種の竹が自生する佐渡 多くの竹細工が生み出された

 佐渡において竹は身近な存在です。春の旬として楽しむ孟宗竹(モウソウチク)の筍は、あちこちの家でたくさん採れるため、この時期になると「筍お裾分け」の合戦が繰り広げられます。これは、淡竹(ハチク)の筍がでてくる季節まで続き、あく抜き作業やタケノコ料理に飽きてきた頃、初夏を迎えます。
 竹細工に使われる竹は、地方によって様々です。日用品の材料であった竹は、その地にたくさん自生しているものが便利だったからでしょう。なかでも真竹は、竹かごづくりに適した性質から広く使われてきました。けれども、寒い土地では真竹は育ちにくいため、東北地方では根曲竹(ネマガリダケ)、篶竹(スズタケ)、篠竹(シノダケ)などが使われています。
 佐渡は高緯度であっても温暖であるためか、自生していた竹や笹は29種類を数え(明治45年)、佐渡の竹細工では、主に真竹(マダケ)・淡竹・孟宗竹・矢竹(ヤダケ 別名 シノダケ)・雌竹(メダケ)・メグロ竹(別名 メンヤダケ)・根曲竹など多くの種類が使われてきました。なかでも、佐渡は真竹の生育北限地であり、寒い地で育った竹材は丈夫でしなやかさをもつとして良質な竹の産地として知られ、また北の地に真竹の材を供給する拠点でもありました。しかし、日用品として竹が必要とされなくなった今、竹林は荒れ、そして竹の技を持つ人も少なくなっています。

 

柾割(まさわり)細工。かつて佐渡島内の竹が一斉枯死した時、
少ない竹材でつくることのできる柾割細工は、人々の暮らしを支えたという。

 

同じ編み方のコースターでも、色あいや形などの個性が表れるのも竹細工の魅力のひとつ。

 

■ 自分の手で生み出されるものを伝えたい

 「仕事は、子育てをしながら全国どこででもできる事がしたかったんです。大量生産のモノがあふれる世の中で、はじめから最後まで自分で手がけることができ、自分の手から生み出されるものを大切にしたかった。」と語る大野さんは、関東からのIターンです。竹に魅力を感じ、竹工芸について学べる学校を探したら、美術的なものと工芸的なものの両方を工芸家から直接学べる専門学校が佐渡にあったから、と。「佐渡に来た当初は、学校で技を身につけたら、さっさと関東に帰るつもりでした。なんか遊べる物が周りになくって(笑)」。その専門学校で今の旦那さんと出会い、3児の子育てにいそしむママさんでもある。「佐渡は、人の生きる時間がとっても濃いと感じています。時間の使い方が素敵なんですよね。豊かな環境がゆるやかな人柄を作り出しているんだと思います。今、関東に戻る気持ちはなくなっちゃいました。子育てをするようになって、綺麗な山や川や海が身近にあることが、本当に素晴らしいと感じています。この環境を子どもたちと楽しみながら、人の手が作りだすものの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。」
 大野さんは、竹工芸の籠・珈琲ドリッパー・コースター・アクセサリーなどを手掛ける傍らで、竹の素晴らしさを伝えるワークショップも開催しています。ただ、今は子育てを優先したいので、販売も「在庫のみ」としているそうです。この夏、大野さんの竹工芸品も扱うお店「遊山」がオープンします。佐渡島内の竹細工を中心とした手仕事から生まれる暮らしの道具を扱うお店です。佐渡に来られた際には、是非、手にとって、その暖かみと個性を感じて欲しいなと思いました。

 

今は、子育てであまり時間がとれないけど、
おばあちゃんになってもクリエイティブでいたいと語る大野さん。

 

竹ひごが道具へと変わる様子は、まるで魔法のようだ。

 

 

日本の暑い夏、暮らしに涼やかな竹細工はいかが?

 

■ 世界農業遺産(GIAHS ジアス)とは

  • 世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度です。
  • 認定地域: 世界21カ国 57地域、 日本 11地域(2018年12月)
  • 世界農業遺産は、農業や土地利用だけでなく、生態系・景観・習慣・伝統文化などの農業に関連する文化的要素も含まれ、次世代への継承を目指しています。

 

 

 


★「てから工房」竹工芸品のご購入は こちらから★

佐渡ヶ島竹細工「遊山 -YUSAN-」
Tel : 050-5362-7818
Email : info@yusan-sado.com
実店舗:相川京町通り
〒952-1536 新潟県佐渡市相川下京町18
土・日 10~16時(平日予約制、冬季休業予定)
Instagram: 「yusan_Sado」
※ HPも開設予定。決まり次第アップします。

 

参考資料:「竹細工の歴史」  

 


 

会員限定プレゼント 「てから工房 珈琲ドリッパー(真竹製)」 3名様

 

 

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