野生下トキの今期最初の「営巣」を確認

新潟県佐渡市において、野生下のトキ、ペア1組が営巣を開始しました。今年最初のトキの営巣確認となります。(環境省発表)

 

1 営巣を確認したペアについて

(1)個体番号

   足環なし(オス) 及び 足環なし(メス)

(2)確認日

   平成31年3月7日(木)

(3)場 所

   新潟県佐渡市(金井地区)

(4)状 況

 この2羽は、2月頃から一緒に探餌する姿や擬交尾を行う様子が観察されていたため、注意して観察を継続していた。3月7日9時8分にモニタリングチーム(調査請負事業者職員)が観察したところ、コナラの樹上において2羽で巣を整える様子を確認し、巣材がある程度積み重なっていたことから、営巣を開始したものと判断した。営巣場所は、水田に隣接する雑木林で、巣は地上から約十五メートル程度の高さに造られている。

 

2 その他の個体の状況

 現在、佐渡島内においては、放鳥トキが168羽、野生生まれのトキが180羽程度生息しているとみられ、そのうち、繁殖可能な年齢(2歳以上)の個体は、240羽前後(足環のない個体を除く)となっている。現時点においては、95組程度のトキが、特定のエリアを中心にペアで行動する様子が観察されており、今後順次、営巣が確認されるものと見込まれる。

 

 2羽で巣を整える足環なし・足環なしのペア(環境省提供)