野生下のトキの羽色変化の確認について

本日までに、野生下のトキ9羽について、繁殖期に入ると現れる羽色変化が確認されましたので、お知らせします。

佐渡島内に約360羽あまりが生息している野生下のトキのうち9羽について、繁殖期に入ると現れる羽色変化を確認しました。

早い個体で11月下旬頃から首元に色がつきはじめ、個体ごとに着色の範囲・濃淡の差はあるものの、現在までに9羽について首回りから背中にかけて灰色に着色が始まっていることを確認しています。これは繁殖期に入ったトキに特徴的に見られる現象で、今後さらに色の濃さを増していくものであり、他の個体についても2月頃にかけて順次着色していくことになります。(環境省)

 

<参考>トキの羽根の着色について
 トキは繁殖期に入ると首のあたりからはがれ落ちる黒い物質を水浴びの後にこすりつけ、頭から背中にかけて羽根の色を黒く着色させる、トキ特有の羽色変化を行います。黒くなった羽根は「生殖羽」と呼ばれ、トキが繁殖可能な状態であることを表すとともに、巣で卵を抱く際の保護色の役目を果たすとも考えられています。