野生下のトキの今期最初のヒナ誕生が確認されました。

新潟県佐渡市において、野生下のトキのペア1組において、今期最初のヒナが誕生しているのを確認しました。
営巣が確認されているペアは、当ペアも含め全体で48組、そのうち1組で育雛、45組で抱卵が確認されています。

ヒナ1羽に給餌する足環のない個体
ヒナ1羽に給餌する足環のない個体1羽(No.172、足環なしペア)

ヒナを確認したペアについて
(1)個体番号:No.172(2011年生まれ、オス) 及び 足環なし(メス)
(2)確認日:平成29年4月14日(金)
(3)場 所:新潟県佐渡市
(4)経 過:このペアは、3月8日に営巣を確認し、3月17日に抱卵を確認していた。4月14日午前6時20分頃にモニタリングチーム(調査請負事業者職員)が巣を観察したところ、足環なし個体(メス)がヒナに給餌する様子を確認し、その際に巣上にヒナ1羽の姿を確認した。10日に観察を行った際は、ヒナの姿は確認されていなかったことから、それ以降にふ化した可能性が高いと考えられる。

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。