【環境省発表】 野生下のトキの営巣状況について

平成28年3月15日時点で、営巣確認されているペアは2組です。

1.営巣を確認したペアについて
(1)個体番号:No.74(2009生まれ、オス)及び足環なし(メス)
(2)確認日:平成28年3月14日(月)
(3)場 所:新潟県佐渡市
(4)経 過:
2月下旬頃に同ペアとみられる個体が昨年に営巣した巣で巣造りする様子が確認され、3月中旬にかけて枝を運ぶ様子が環境省職員及びモニタリングチーム(市民ボランティア)により観察されていた。3月14日午前6時頃に、環境省職員が観察したところ、スギの樹上において2羽で巣造りする様子が見られ、巣材がある程度積み重なっていたことから、営巣を開始したものと判断した。営巣場所は、水田に隣接する杉林で、巣は地上から約21メートル程度の高さに造られている。

2羽で巣を整える#74,足環なしペア
2羽で巣を整えるNo.74足環なしペア

2.野生下のトキの営巣状況(まとめ)

番号 生まれ年 性別 状 況
No.98 2010年 オス
No.156 2011年 メス
3月10日 スギで営巣を確認
No.74 2009年 オス
足環なし     メス
3月14日 スギで営巣を確認

 【繁殖期のトキの観察について】
 繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。