石川県珠洲市で野生下生まれのトキが確認されました。

平成27年4月15日(水)環境省からの発表で、4月14日、佐渡島の野生下で生まれた個体と推定される足環のないトキ1羽の石川県珠洲市における飛来情報を確認しました。同個体は、以前より珠洲市内で確認されていた放鳥トキ1羽と同時に確認され、本州側で2羽同時に確認されたのは今回が最初となります。

1 確認状況
(1)日時:平成27年4月14日(火)午後0時10分頃
(2)場所:石川県珠洲市内
(3)確認者:珠洲市民
(4)状況:雑木林に囲まれた水田で、足環なし個体(年齢、性別不明)とNo.04(2005年生まれ、メス)が探餌する様子が確認されています。

2 経過
4月13日午前7時頃に、同個体とNo.04と推定される2羽のトキが珠洲市内の水田で探餌する様子が、珠洲市民により観察されました。
4月14日午後0時10分頃に、同じ珠洲市民が2羽を写真撮影したところ、2012年又は2014年の繁殖期に佐渡島の野生下で誕生した個体と推定される足環なし個体であることが確認されました。同個体は雑木林に囲まれた水田で、以前より珠洲市内で確認されていたNo.04と一緒に探餌する様子が観察されました。
本州側で新たに確認されたトキは、平成26年7月12日に新潟県村上市で確認されたNo.180(2013年生まれ、メス)に続き、13例目となります。
なお、No.180はその後、佐渡島にて確認されました。また、本州側での足環なし個体は、2014年2月27日に新潟県新発田市内で確認されていましたが、外見上の特徴から今回確認された個体は別の個体と推定されます。新発田市の個体はその後1年以上確認されておらず、現在本州側で確認されているトキは珠洲市の2羽のみとなっています。

3 今後の対応
この個体については当面、石川県、珠洲市の関係機関等の協力を得ながら行動を見守る予定です。