生きもの育む農法(朱鷺と暮らす郷米 認証要件)

 「生きものを育む農法」とは、佐渡市が認証する「朱鷺と暮らす郷」米づくりの要件のひとつです。農薬や化学肥料を削減するだけでなく、水田とその周囲に生きもののための生息環境を作り出す農法です。具体的には、下記の“生きものを育む”5つの取り組みのいずれか(複数でもOK)を行うことによって、魚・昆虫などの動物や水辺の植物を育みます。それらを餌にするサギやトキなどの鳥類にも暮らしやすい環境となり、豊かな生態系をつくることができます。

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江の設置 ふゆみずたんぼ
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魚道の設置 ビオトープ

 

◆江(え)の設置
 おいしいお米を作るためには、田んぼから水を抜くことが必要です(中干し・本干し)。水辺の生きものたちが逃げられる「江(田んぼ内の深み)」を作ります。

◆ふゆみず田んぼ
 雪が積もる冬の間も生きものが生息できるよう、田んぼに水を張ります。

◆魚道の設置
 田んぼと水路を生きものが自由に行き来できる通り道をつくります。

◆ビオトープ
 田んぼに隣接した作付けしていない田んぼに1年を通して水を張り、生きものの豊かな生息環境をつくります。

◆無農薬・無化学肥料栽培米(平成29年度~):
 無農薬・無化学肥料で栽培を行い、多様な生きものが住める田んぼにします。

 

 

<必須> 除草剤を使用しない畦草管理(平成29年度~)

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 佐渡では、以前より多くの生産者が草刈りによる畦草管理を行ってきましたが、高齢化により畦に除草剤を使用するケースが見られるようになってきました。しかし、畦畔は夏場におけるトキに重要なエサ場であり、また田んぼの生物多様性にとっても大切な環境です。そこで、平成29年度産より新たな要件として「除草剤を使用しない畦草管理」が追加されました。
手間暇を惜しまず、安心安全なお米づくりを行っています。