トキとの共生ルールのお願い

佐渡を訪れる・佐渡に暮らす皆様へのお願い 「トキとの共生ルール」

 2008年9月25日、トキが放鳥され、1981年に佐渡で野生のトキがいなくなってから、実に27年ぶりのことでした。私たちの目標は、佐渡の豊かな自然を守り、トキとともに暮らすことです。そのために、佐渡ではみんなが力をあわせてトキの野生復帰に向けて、エサ場を作ったり、森を守る活動をしています。トキは臆病な鳥とされ、人が近づくと飛び去ります。人が無理に近づこうとさえしなければ、トキは安心して暮らせます。トキはエサをとるために田んぼを利用しますが、そこは農家の方の仕事場でもあります。

 トキと人が共生するために、佐渡のトキ野生復帰に関わる皆で「トキとの共生のルール」をつくりました。ルールを守り、トキをはじめとする佐渡島のさまざまな自然とふれあって下さい。(2008年9月 佐渡市、人・トキの共生の島づくり協議会、トキの野生復帰連絡協議会)

 

 

皆様に協力をお願いしたいこと

1. 優しく静かに見守りましょう

トキを驚かせないように、優しく静かに見守りましょう。トキを見るときは、双眼鏡などで遠くから静かに観察しましょう。

2. トキに餌づけをしないようにしましょう

トキは野生生物です。放鳥されたトキは、自分で餌がとれるように一定の訓練がされています。エサを与えるのではなく、エサが豊富な自然を再生していきましょう。

3. トキを観察するときは地域に迷惑をかけないようにしましょう

 トキは集落周辺の水田、草地、沢などで餌をとり、木の上に巣をつくります。観察するときは、無断で私有地や農地に立ち入らないでください。また、農道や林道に駐車することで、通行の妨げとならないようにしましょう。

4.繁殖期間は、トキの巣に近づかないようにしましょう

 3月から6月は、トキの繁殖期です。この時期に人が近づくと、巣づくりや子育てをやめてしまうことがありますので、できるだけ人の姿を見せないことが大切です。観察や撮影等の個人的興味などから、トキの巣には近づくことはやめましょう。

 

農林業等に従事されている方へ

農林業等に従事されている方は、田んぼ等で作業中にトキが近くにいても特別な配慮は必要ありません。普段通りの作業を行うことで、人とトキの共生を目指しましょう。


※ご注意ください!「種の保存法」:
トキは種の保存法で、個体の捕獲や譲渡等が規制されています。例えば、拾ったトキの羽根を他人に譲り渡す等の行為は法律違反となりますので、ご注意ください。