野生下のトキの幼鳥の死亡について

平成26年7月2日(水)新潟県佐渡市の河川で野生下のトキの幼鳥1羽の死体が確認されました。
以下、環境省からの発表です。

1 死亡した個体
 A12(2014年生まれ、足環なし/No.127ペアの幼鳥)

2 保護・収容した個体の発見状況等

(1)確認場所
 新潟県佐渡市

(2)確認状況
 7月2日午前11時20分頃、国府川左岸土地改良区の職員から、佐渡自然保護官事務所に、同地区の河川にトキの死体が浮いているのを発見したと通報があった。同日午前11時50分頃から環境省職員及び佐渡トキ保護センター職員が現地調査を行い、正午頃、河川に浮いている死体を確認し、回収した。
 回収されたのは、ほぼ全身で、頭部や胸部に一部欠損がみられている。
 リングから、当該個体は、2014年に野生下で生まれ、6月8日に巣立ちを確認した幼鳥A12であると判断した。
 当該個体は、巣立ち後継続的に確認されており、少なくとも6月25日までは生存が確認されていた。
 回収時に、すでに死後数日が経過しており、直接の死亡原因の特定は困難と考えられるが、頭部や胸部に鳥類による捕食を受けたと思われる部分的な欠損が見られた。
 死亡時期についても特定は困難だが、6月25日には巣立ちした巣の近くの木に止まっている様子が確認されており、死亡してからまだ数日以内であると判断できる。