2014年における野生下のトキ繁殖結果

平成26年6月24日(火)環境省から今期の野生下トキの繁殖結果が発表がありました。

6月19日に最終ペアからの巣立ちが確認され、20日時点で育雛中のヒナは残り1羽となっていましたが、このヒナについて、21日に巣立ちした後行方不明となったことを本日確認しました。
その他に新たな営巣行動は確認されていないため、今期における野生下のトキの繁殖活動は終了したものと見られます。
今期の野生下のトキの繁殖結果を総括すると、ペアの組み替えも含めて延べ35ペアが営巣し、そのうち14組から36羽のヒナが誕生、さらにそのうちの11組から31羽が巣立ちしたことになります。

2012年~2014年の繁殖結果

  営巣 ふ化 巣立ち
形成ペア数 ヒナをふ化
させたペア数
ふ化した
ヒナの羽数
巣立ちさせた
ペア数
巣立ちした
羽数
2012年 18  3  8  3  8 
2013年 24  5  14  2   4 
2014年 ※35  14  36  11  31 

※今期形成されたペア35組のうち
・巣立ちさせたペア 11組
・営巣、抱卵、育雛を放棄したペア 24組

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。