野生下トキの2組目の巣立ち及び営巣状況等について

平成26年5月16日(金)環境省からの発表で、新潟県佐渡市において、4月18日にヒナを確認していた野生下のトキのペアにおいて、巣立ちが確認されました。
当ペアも含めて野生下のトキのヒナの巣立ちは、今期2組目となります。

本日までに2組が巣立ち(育雛中を含む)、営巣が確認されているペアは13組、そのうち8組で育雛、4組で抱卵が確認されています。

1.巣立ちを確認したペア

(1)個体番号: No.81(2007年生まれ、オス)及び No.66(2009年生まれ、メス)
(2)確認日: 平成26年5月19日(月)
(3)場 所: 新潟県佐渡市
(4)経 過:

この2羽は、飼育番号No.34(2001年生まれ オス)とNo.58(2003年生まれ メス)の子できょうだい(兄妹)にあたり、昨年の繁殖期において、生まれたヒナ4羽を収容したペアである。
5月19日午前6時15分頃から7時30分頃にかけて、環境省職員が巣の様子を撮影し、撮影した映像を確認したところ、6時15分頃、ヒナ1羽が巣の近くの枝に両脚で留まる様子が確認されたことから、巣立ちをしたと判断した。なお、きょうだいペアのヒナに対する対応については、孵化確認後、飼育下で育てることを目標としているが、このペアについては、捕獲を見送っている。

 

巣立ちするヒナ1羽(#81#66ペア)
巣立ちするヒナ1羽(No.81 No.66ペア)

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。