2012年に野生下で誕生したトキの2組目のヒナ誕生が確認されました

平成26年5月9日(金)環境省からの発表で、新潟県佐渡市において、4月17日に営巣・抱卵を確認していた2012年に野生下で誕生したトキのペアにおいて、ヒナが誕生しているのを確認しました。
このペアを含めて野生下で誕生したトキのヒナ誕生は2組目となり、野生下のトキのヒナ誕生は、今期9組目となります。
営巣が確認されているペアは20組、そのうち8組で育雛、11組で抱卵が確認されています。

1. 給餌行動(ヒナ誕生)を確認したペア

(1)個体番号: No.74(2009年生まれ、オス)及び 足環なし(2012年生まれ、メス)
(2)確認日: 平成26年5月9日(金)
(3)場 所: 新潟県佐渡市
(4)経 過:

このペアは、4月17日にスギの樹上にて営巣・抱卵する様子が確認されていた。5月9日午後1時40分から午後2時30分頃にかけて、巣の様子を撮影したところ、No.74がヒナに餌を与える様子を確認したことから、ヒナが誕生しているものと判断した。ヒナの姿は確認されておらず、ふ化日は不明である。

 

給餌するオス#74
給餌するNo.74(オス)

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。