野生下のトキの3組目のヒナ誕生が確認されました。

平成26年4月23日、環境省からの発表で、新潟県佐渡市において、4月1日に営巣・抱卵を確認していた野生下のトキのペアにおいて、ヒナが誕生しているのを確認しました。
営巣が確認されているペアは、当ペアも含めて20組、そのうち3組で育雛、13組で抱卵が確認されています。

1 ヒナを確認したペア

(1)個体番号:

No.86(2009年生まれ、オス)及び No.134(2011年生まれ、メス)

(2)確認日: 平成26年4月23日(水)
(3)場 所: 新潟県佐渡市
(4)経 過:

このペアは、4月1日にスギの樹上にて営巣・抱卵する様子が確認されていた。4月23日午前7時40分頃、巣を観察したところ、巣上にヒナ2羽の姿を確認し、親鳥が給餌する様子が観察された。なお、これまでの観察経過から、ふ化日は不明である。

 

ヒナ2羽に給餌するNo.86(オス)
ヒナ2羽に給餌するNo.86(オス)

【繁殖期のトキの観察について】
繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。