野生下のトキの3羽目のヒナの巣立ちが確認されました。

平成24年5月27日(日)環境省からの発表で、38年ぶりにヒナ1羽の巣立ちが確認された放鳥トキの巣において、3羽全てのヒナが巣立ちを迎えたことが確認されました。

以下、環境省からの発表です。

1.確認の経過
5月25日(金)に1羽目の巣立ちを確認し、翌26日(土)に2羽目の巣立ちを確認したトキの巣において、5月27日(日)のビデオカメラによる録画映像を再生確認していた環境省職員が、午前5時20分に全てのヒナが巣を離れたことを確認した(確認したのは、27日の正午頃)。
全てのヒナが一度は巣を離れたことが確認されたものの、現時点では再び巣に戻る個体もおり、巣に戻っていない個体も巣のすぐ近くの枝にとどまっている可能性が高いと考えられる。

(経過の詳細)
4時32分:3羽のヒナ(幼鳥)が巣内にいるのを確認
4時50分:1羽が巣の手前に飛び去る(巣内には残り2羽)
5時16分:別の1羽が巣の左上にジャンプして巣を出る(巣内には残り1羽)
5時20分:巣の左下に歩いて出て行く(巣内にヒナがいない状態)
5時39分:親(雌雄不明)が巣に飛来
5時39分:5時20分に巣から出たヒナが巣の左下からジャンプして巣に戻る

[巣立ちについて]
※環境省では、トキの巣立ちについて、飼育下で適用している定義と同じく「両脚を巣の外に完全に出すこと」としている。一度巣の外に出ても再び巣に戻ることもあるが、数日中にはほとんど巣を離れ、他の枝に飛び移ったり、地上に降りたりという行動が見られることが多い。

2.3羽目の巣立ちが確認されたペア
(2009年生まれ、オス)及び(2010年生まれ、メス)


(巣立ちをしたヒナ)