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■ トキ野生復帰・飼育繁殖合同専門家会合が開かれました。

平成22年6月2日(水)環境省の「トキ野生復帰・飼育繁殖合同専門家会合」が佐渡市トキ交流会館で、開かれました。

トキ野生復帰専門家会合(山岸 哲座長 新潟大学超域研究機構特任教授)
トキ飼育繁殖専門家会合(小宮 輝之座長 恩賜上野動物園園長)

専門家会合の様子
(会合の様子)

事故の起きた順化ケージの改修計画、天敵対策、今後の放鳥計画、トキのモニタリング状況、飼育下のトキの繁殖状況について、検証、 検討が行われました。

■順化ケージの改修について
 テンなどの天敵対策のためにケージ各所のすき間の改修や侵入を防ぐ為の処置を施し、 機械的な監視と共に人による監視も強化します。

■天敵対策について
 トキの野生への定着数の増加を図る為に、テン、イタチ、タヌキ等の減少に努める方針です。またカラス対策については生息状況を把握し、 対応したいとのことです。

■今後の放鳥計画について
 7月末までにケージの改修工事を行い、専門委員の検証後、8月から訓練が行えれば、11月頃に3次放鳥も可能とのことです。
放鳥予定の数は、従来の秋放鳥予定の10羽に、今年生まれた0歳のトキも5羽程度加えます。 若いトキを加えるのは若い個体の方が野生環境への適応能力が高い為との専門委員の意見によるものです。また4次放鳥の予定も発表され、 平成23年3月頃に20羽程度予定しているとのことでした。 放鳥方式は野生復帰ステーションのケージを開けそこから自然に飛び立つ方法で行われる予定です。

■放鳥トキモニタリング状況
 ○繁殖ペアについて
  佐渡島内において6組のペアが営巣したことが確認されています。そのうち4組で抱卵が確認されましたが、卵を巣外に捨てたり、 巣を放棄したりするなど、孵化にはいたりませんでした。
 ○繁殖ペア以外のトキについて
  群れを形成して行動していますが、 単独行動のトキもいます。島外で確認されているトキは現在3羽です。
 詳しくは、環境省の放鳥トキ情報をご覧ください。
 http://ibis-info.blog.ocn.ne.jp/diary/

■飼育下のトキの繁殖状況について
 ホームページ内のトキニュースの 「2010年トキの繁殖状況」をご覧ください。
 http://toki-sado.jp/fanclub/0300/2010_8.html

環境省 報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12511

[ 掲載日 2010年06月04日 | 読みもの ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]