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■ ゆっくり佐渡を楽しんで欲しい!「佐渡ロングスティモニター」

(社)佐渡観光協会 平原 匡(ひらはら ただし)

「佐渡観光」から「佐渡滞在」 へ
佐渡観光協会は2009年秋から「佐渡ロングスティモニター」を実施し、利用者(モニター)を募集しています。
現在、佐渡の観光客の多くは1泊2日で行動します。しかし、それでは慌ただしく観光地をめぐるだけとなり、 本来の佐渡の豊かさに触れることができずに佐渡を離れることになります。そこで、「佐渡観光」より「佐渡滞在」として、 佐渡の豊かさや別の楽しみ方を多くの方々に知っていただきたいと企画したのが「佐渡ロングステイモニター」です。

写真提供:佐渡観光協会
伊三郎内部
(貸し古民家の「伊三郎」)

「ロングスティコース」と「猫の手隊コース」
佐渡ロングスティモニターでは、2つのコースを設定しています。Aコースは6泊7日の「ロングスティコ―ス」。Bコースは「猫の手隊コース」 という名称で、佐渡の農漁家の手伝いをしながら滞在するワーキングホリディ型のコースです。どちらも佐渡に「スロー」に滞在しながら、 島民の生活をお試ししてもらうという趣向です。モニターには、それぞれ当協会から若干の交通費、宿泊費用の補助があり、 アンケートをいただくことが条件です。10月~11月に実施した「秋編」では、Aコースで13組26名、 Bコースで3組4名の申し込みがあり、モニター事業後にはモニターさんから素晴らしい旅の記録を頂戴しました。

柿農家スティ
(「猫の手隊コース」柿農家にスティ)

宿泊先と家族のような交流
Aコースでは、農家民宿、旅館、貸古民家、ユースホステル、貸別荘など様々なタイプの宿泊先を紹介しました。 基本的には素泊まりの料金設定で、自炊が可能な宿です。自家製の「どぶろく」が自慢の「農家民宿・植えた」では、 期間中に3組の受け入れをして頂き、佐渡の農に根付く生活と御主人や奥様との交流、自炊可能な設備が好評を得ました。そのほか、 重要伝統的建造物群保存地区の「宿根木」地区にある貸し古民家の「伊三郎」、太公望におススメの「ベルメールユース」「シーサイドヴィラ」 など、個性的な宿泊先を紹介しています。Bコースは「民泊」が基本で、食事代と宿泊代は無料です。関東から参加した20代の女性2名は、 松ケ崎の柿農家の手伝いをしながら滞在しました。天気にも恵まれ、のんびり佐渡の秋を満喫いただけたようです。


モニターからの写真(釣り)
(モニターからの写真。佐渡で釣りざんまい!)

佐渡ロングスティのポイント
アンケートから、佐渡の長期滞在で不自由な点も分かりました。一番の課題は二次交通です。島内の路線バスの本数の問題から、 自家用車がないと島内の移動に苦労するという意見は多く頂きました。一方では「バスの運転手さんが親切に道案内をしてくれた」 などの感想もあり、不自由さを楽しんで、スローに、島民との交流につなげた方もおられました。
滞在の目的では、漠然と島でのんびりしたいというだけでなく、目的や行動がある程度決まっていると佐渡は発見に満ちた島になり、 満足を得ることができるようです。
また、観光情報と生活情報の違いにより、飲食店や生活品を購入する方法などの情報提供の工夫も必要なことが分かりました。 私たち受け入れ側では、事前に佐渡での目的を見つけやすいような情報の提供を含めて、 個人や家族層が満足できるような観光環境整備を一層進め充実させたいと思います。

モニターからの写真(佐渡のスーパー)
(モニターからの写真。佐渡のお店にて、新鮮なお魚の価格にビックリ)

佐渡本来の豊かさとは、朱鷺に象徴される自然環境、海、山、里が持つ食の豊かさ、食文化や伝統芸能、またそれらを育む集落の豊かさ、 人々の素晴らしさです。「佐渡ロングスティ」では、滞在してこその佐渡の魅力の発見と触れあいができると思います。
佐渡を訪れるなら出来る限り「ロングスティ」でいかがでしょうか?

宿の家族との交流(ベルメールユース)
(宿泊先の家族との交流)

●佐渡ロングスティモニターのご案内はこちら(佐渡観光協会・事務局ブログ)
http://sandoclub.angry.jp/sando/blog/hira/?p=1251#comments

佐渡観光協会ホームページ内「事務局ブログ」では、佐渡の旬の観光情報をお伝えしています。 これまでの佐渡ロングスティモニター利用者の報告もご覧いただけます。

お問い合わせ先
(社)佐渡観光協会 電話:0259-24-1955

[ 掲載日 2010年01月12日 | おしらせ ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]