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■ 試験放鳥されました。トキ10羽が佐渡の空へ

 トキ放鳥

2008年9月25日(木)午前10時半過ぎ、野生復帰ステーションに近い新穂正明寺の田んぼ近くで、 まず2羽のトキが秋篠宮ご夫妻の手によって木箱から放たれました。2羽のトキが優雅に佐渡の空を舞いました。続いて、 トキの野生復帰に関わりの深い方々の手によって8羽のトキが放たれ、たくさんの人たちの歓声に包まれながら空を飛んでいきました。
この日の佐渡はくもり空でしたが、2000人近い人たちが放鳥会場周辺に集まり、トキの放鳥を一緒に祝いました。 たくさんの報道関係者も来ていて、佐渡市や新潟県内の放送局は生中継でテレビ放送し、新潟県内では号外も出されました。

トキ放鳥2  トキ

試験放鳥に先立って、記念式典が行われ、秋篠宮殿下からお祝いの御言葉がありました。 中国の崔大使は日中のトキ保護を通じた協力関係の大切さを語り、トキ放鳥の成功を願いました。放鳥式典の主催者として、環境省、 泉田新潟県知事、高野佐渡市長の挨拶があり、長年トキ保護活動に御尽力された2名、2団体に環境大臣より感謝状が贈呈されました。最後に、 行谷小学校の5・6年生が自分たちで作った「トキの歌」を高らかに合唱しました。
放鳥には、斉藤環境大臣をはじめ、元トキ保護センター長の近辻宏帰さん、佐渡とき保護会顧問の佐藤春雄さん、 石川県能登半島でトキ保護を続けた村本義雄さん、トキの野生復帰連絡協議会の高野毅さんらも参加して放鳥を喜びました。

式典

放鳥されたトキたちは、思い思いの場所に飛んでいきました。 6羽のトキはGPSが取り付けられて生態が詳しく調べられることになっています。また、10羽とも標識となる足輪がつけられています。 環境省を中心に専門家による調査・追跡チームが今後トキの暮らしを調べることになっています。また、 佐渡市内では訓練を受けた調査ボランティアが専門家に協力することになっています。さらに、市民による目撃情報はトキ交流会館に集められて、 公開されます。

9月25日、午後からはあいにくの雨になり、トキは人目につかないところに行ったようで目撃情報はありません。トキにとって、 佐渡での野生の第一歩が今日はじまりました。

放鳥会場 放鳥式典マスコミ

[ 掲載日 2008年09月26日 | トキのニュース ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]