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「トキに佐渡産ドジョウを」報告・ドジョウ人工ふ化勉強会

佐渡で飼育するトキにエサとして与えるドジョウを、島内産のドジョウでまかないたいと、 佐渡ではドジョウ養殖の取り組みが進んでいます。「佐渡ドジョウ養殖研究会」は、 2008年に島内ドジョウ養殖者の有志が立ち上げたグループです。ドジョウを安定的に供給することを目標に、 人工ふ化によるドジョウの稚魚生産や、養殖技術を向上するための研究や技術交流をしています。

稚魚の選別
(佐渡産ドジョウから親魚の選別)

2009年7月14日(火)に、佐渡ドジョウ養殖研究会による「ドジョウの人工ふ化勉強会」が行われました。 勉強会は2008年に続き今回が2回目です。今回は、参加者が人工ふ化を実践し、その後約半月、稚魚を飼育します。
人工ふ化の作業手順を紹介したのは研究会会長の西野雅夫さんです。西野さんは、卵に直射日光を当ててはいけないことや、 作業中に真水が混じらないよう気を配ることなどを話し、参加者は質問をしながら西野さんの手元を注意深く見ていました。

ドジョウの卵
(受精前のドジョウの卵。黄色い粒々です)

今回、初めて勉強会に参加した農家の男性は 「ホルモン剤を打つのは難しそうと思っていましたが実際に体験して自分でもできそうな感じがしました。私がドジョウ養殖に関心を持ったのは、 田んぼを利用できるドジョウ養殖なら、百姓をする中でトキのために一翼を担えると思ったからです。今後まだまだ学んでいきたいです」 と話しました。

人工授精させます

会長の西野さんは小木地区でドジョウの養殖を始めて4年目、人工ふ化に取り組んで2年目です。 すでに20回以上の人工ふ化を試みました。西野さんは「最初は失敗もあったけど、研究会のメンバーの協力があって、 人工ふ化については今は大体成功するようになりました。今後は稚魚の成長に合わせた飼育技術の確立が課題です」と次の目標を話しました。

○佐渡市では、平成18年度から、「佐渡市ドジョウ養殖補助事業」を実施しています。 ドジョウ養殖を行う方に対して必要経費の一部を助成します。助成事業への申し込みは随時受け付け中です。

ドジョウ養殖についてのお問い合わせ先
佐渡市農林水産課生物多様性推進室トキ政策係
電話:0259-63-3761

[ 掲載日:2009年07月23日 | カテゴリ:活動報告 ]