佐渡の人も通う、佐渡の裂き織り体験施設
佐渡トキファンクラブ事務局・アオキです。

トキファンクラブの2009年5月のプレゼント賞品は、「裂き織りの名刺入れ」でした。
(記事はこちら。応募期間は終了しています。http://toki-sado.jp/fanclub/0400/post_208.html)
佐渡島内には裂き織りの体験ができる施設がいくつかあります。
記事中で紹介している「相川技能伝承展示館」もそのひとつです。裂き織りを伝統工芸として伝承することに力を入れています。

同館で使うのは「ネマリバタ」という機織機です。一般的な、イスに腰掛けるようにして使うタイプの機織機と、印象が違います。「ねまる」
とは、佐渡弁で「座る」の意味で、ネマリバタは足を伸ばすようして座り、たて糸を織り手の腰に固定させて使います。これは佐渡の海府一帯
(大佐渡北海岸)に伝承されている機織機で、かつては、海府地域の各家庭の女性たちが、
それぞれの身体に合わせて調節したネマリバタを持っていたそうです。実習は3時間以内で作品が完成します。

相川技能伝承展示館では、裂き織りに関する展示もあります。展示物の「佐渡海府の紡織用具と製品」は、
国指定の重要有形民俗文化財に指定されています。
同館では、ほかにも佐渡の伝統工芸「無名異焼」(むみょういやき)の実習コースがあり、佐渡にある窯元の紹介や、
佐渡の焼きものの歴史についての展示もしています。
展示物の見学は入館無料です。
トキ交流会館がある新穂地区には「佐渡市新穂歴史民俗資料館」という施設があります。こちらでも裂き織りの実習ができます。
実習を利用するのは島外からの旅行者が多いのかと思いきや、地元の小中学生が授業で作品づくりに来たり、
島内各地から裂き織りを習いに通う人も大勢いるのだとか。習い手の口コミなどが広まって、
島内ではますます裂き織り愛好者が増えているようです。
佐渡で暮らしていると、裂き織りの上着やバッグといった衣装だけでなく、タペストリーや、花器の敷物に使うなど、
生活の彩りに佐渡の織物を上手に用いているようすをよく見かけます。
○相川技能伝承展示館
佐渡市相川北沢町2
電話:0259-74-4313(8:30~17:00)
○佐渡市新穂歴史民俗資料館
佐渡市新穂瓜生屋492
電話:0259-22-3117(8:30~17:00)
※実習には予約が必要です。実習費は施設によって異なります。
[ 掲載日:2009年05月28日 | カテゴリ:佐渡のこと ]
