佐渡の漁ろう用具がたくさん・両津郷土博物館
佐渡トキファンクラブ通信の取材で、両津郷土博物館に行ってきました。
同博物館では、2009年3月31日(火)まで、トキ放鳥記念特別展「トキと歩んだ長い道」が開催されています。
(案内記事はこちらhttp://toki-sado.jp/fanclub/0400/post_171.html)
両津郷土博物館へ行ったら常設展もお見逃しなく。同博物館の見どころは「北佐渡の漁撈(ぎょろう)用具」です。
佐渡は四方を囲む海のほか、県内最大の湖「加茂湖」もあり、よい漁場や海産資源に恵まれています。佐渡は、
むかし佐渡へ多くの人が渡った時代の折々に、新しい漁具や漁法が佐渡へ伝わり、島内で発達しました。
展示場のひとつには、木造の舟や塩を採るための桶など、漁業が近代化する以前に、
佐渡の北海岸で生活する人々が実際に使っていた道具が数々集められています。これらの漁ろう用具は、
すべて国の重要有形民俗文化財に指定されています。
両津郷土博物館の野口敏樹さんは「昭和40年代に佐渡でも漁業が近代化し、
漁具や漁法が一新しようとしていた時代に収集を開始しました。純粋な木造船や、実際に使用していた漁具は大変貴重なもので、
ひと揃いをこれから集めることはできません。」と話します。
佐渡で発達したイカ釣りの漁具や漁法は、明治以降になると全国に伝播していきました。講師として招かれ、島を渡った漁師も多くいました。
博物館には全国から、漁具の名称やルーツなどをたずねる問い合わせが寄せられるそうです。
両津郷土博物館は、漁ろう用具のほかにも、佐渡の人々の暮らしに欠かせなかった木工品や竹細工の加工についての展示、 両津地区の伝統的な年中行事などの展示があります。

(北佐渡の漁ろう用具。フロアー全体を歩き回って見よう)
○両津郷土博物館(新潟県佐渡市秋津1596)
【開館時間】8:30~17:00
【入館料】大人300円、小中学生100円
【休館日】12~2月は土・日・祝日が休館
電話:0259-23-2100
[ 掲載日:2009年01月08日 | カテゴリ:佐渡のこと ]
