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トキを上手に観察する方法

「トキを見たいけれど、トキを驚かせたり、困らせたくない。一体どんな風に観察したらいいのだろう…」という話を聞きました。
そこで、日本野鳥の会佐渡支部の土屋正起さんに、トキの上手な観察方法を聞きました。

トキの上手な観察方法は、トキが嫌がることを避けて、 トキに安心してもらうことです。
トキが安心すれば逃げないので、よく観察できます。
紹介する方法は、トキだけでなくほかの鳥にも使えます。

(1) 車内から観察する
トキは人の姿を見ると飛び立ってしまうので、車から降りずに観察しましょう。写真も車内から撮った方がうまくいきます。 トキが近くにいるときは、観察前も観察後もトキを驚かさないように、静かにゆっくりと運転しましょう。
※車から観察する場合、駐停車で他の通行の妨げにならないよう、また、私有地に入らないようご注意ください。

モニタリングチーム車内から観察
(モニタリングチームも車内から観察しています)

(2)近づかない
トキ見つけたら、近づかないで観察しましょう。トキは、危険を感じるとその場所へ来なくってしまいます。
また、トキがいる周囲(田んぼや畦、道などを含む一帯)にも入らないようにしましょう。トキがとまっている周辺は、 トキがエサ場として利用している場所です。そこへ観察者が入ると、その場所へトキが来なくなることがあります。

とまり木と、周辺の採餌場所
(トキのとまり木と周辺の採餌場所。近づきすぎないように、 200メートル以上離れた場所から観察をしています)
※トキがいるところを矢印で示しました。

とまり木のトキ拡大
(木にとまるトキ。遠くからでもスコープを使うとよく観察できます)

◆トキが飛び立ったら
もしトキが飛んで逃げたら、追わないようにしましょう。離れることは「嫌だよ」の合図です。
観察はまた次回にして、もっと遠くから行ないましょう。

[ 掲載日:2008年11月28日 | カテゴリ:トキのこと ]