渡り鳥のトキ、留鳥のトキ

(マガン 11月佐渡市佐和田・八幡地区にて 写真:近藤健一郎)
秋の稲刈りが終わることになると、佐渡にもマガン、オジロワシ、ホオジロガモ、ヨシガモなどカモ類、ミヤマホウジロ、
アオシギといった冬の渡り鳥が北の方からエサを求めてやってきます。
佐渡においてトキは一年を通して佐渡島内にいる留鳥(りゅうちょう)とされていますが、地方によっては渡りをする鳥でした。
むかしトキが日本各地に生息していたころ、北海道など寒い地方にすんでいたトキは、地面が雪や氷で覆われてエサを探せなくなる冬のあいだ、
南の地方へ移動したそうです。
佐渡は比較的積雪量が少なく、
冬でも田んぼなどの湿地でエサをとることができたので佐渡にいたトキは一年を通して島内でくらすことができました。
全国でトキの数が少なくなってからも、佐渡でトキが生きつづけていた理由のひとつに「佐渡のトキが渡りをしないですむ留鳥だったから」
ということもあるかもしれません。
と、交流会館に立ち寄った元トキ保護センター長の近辻さんが話してくれました。
[ 掲載日:2007年12月10日 | カテゴリ:トキのこと ]
