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トキ学習の目的

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修学旅行でビオトープづくりをした学校さまからご感想をいただくことがあります。
“一生に一度の貴重な体験ができました”という感想、うれしくもあり残念でもあります。

当館でできるトキ学習は2種類です。ひとつは講話・トキについてのお話を聞くこと。
もうひとつは体験活動・ビオトープづくりや生き物調査を実践します。

講話では、トキについて知ってもらうことで、トキのためにできることや、環境のためにできることを考え、周りに人にも広めてほしい、 と思っています。

体験活動では、考えると同時にエサ場づくりの方法を実践的に学び、地元の環境のために活動してくれたり、 再び佐渡でボランティア活動に参加してくれたら、と思っています。また、いろんなところにいる生き物に気が付いたり、植物に触れたりすることで、 自然と自分との関係を考えてほしいなと思っています。

…要は泥んこになって楽しんで、それを一生に一度と思わずに、どうやったら自分の周りで楽しめるか?を考えてくれたら嬉しいなぁ、 と泥だらけのくつしたを洗う子たちを眺めて事務員さんは思っています。

「ボランティアしてあげるのにこっちがお金を払うの?」と尋ねられることもあります。
“体験”とついているとおり自力のボランティアではなく、仕事を休んで指導に駆けつけてくださる方や、 作業地を貸してくださる方などなどたくさんの方に支えられた活動です。
そこでせっかく学んだことを、一生に一度の思い出としまい込んでしまわないで、いつかどこかで役立ててくだされば嬉しいです。

この写真は裏のビオトープにあるうちの、一番小さなビオトープの様子です。
一昨年の夏にやってきて主任の指導を受けた一家が、去年の夏も来てくださって、自分たちの力でつくって帰ったビオトープです。

学んだことが次へつながったらお得だと思うのです。それはもちろんトキ学習に限らずです。

 

[ 掲載日:2006年04月01日 | カテゴリ:会館のこと ]